新製義歯指導説明書(様式14号)

装着時の注意事項 ※装着時は痛くなくても必ずといっていい程にあたりが出て痛みが出る場合が多いです。 ですから、数回は調整が必要になりますからそのつもりでご来院下さい。 着脱方法のチェック義歯の清掃方法と道具及び洗浄剤等の説明[義歯用ブラシ・ケース・洗浄剤] その他残存歯の清掃に注意!

-あなたの義歯を正しく働かせるために- 義歯を入れた感じはいかがですか。口の中が一杯にふさがったように感じでぎこちないかもしれませんが別に心配はありません。日がたつにつれて徐々になれてきます。また調整は必ず必要です。◆義歯に慣れましょう/特に下顎の総義歯は上顎に比べると非常に安定の悪いものですが慣れてくるとうまく使えるようになります。あせらず、辛抱強く、義歯ができるだけ安定するような使い方を心がけましょう。◆義歯の着脱/総義歯は難しくありませんが局部義歯は一定の着脱方向がわからなければ慣れるまで難しいです。しかし、慣れてくるとうまくできますが噛んで装着することのないように気をつけて下さい。◆発音/最初はうまく発音できません。しかし、徐々に慣れてきますので気長に練習してください。◆食事/義歯は自分の歯と同じようには働けません。費用をかけて作った最高の義歯であっても咬合力は天然歯の1/4、咀嚼効率は約1/2しかありません。ですから義歯で噛む時には特別な注意が必要になります。最初から大きいものや硬いものは食べられません。柔らかいものから慣れて下さい。◆義歯の取り扱いまずは清潔に保つことが大事です/就寝時には入れておやすみになる場合は必ず清掃して下さい。総義歯の場合ははずしてもかまいません。はずしたら水につけて下さい。◆アフターケア/義歯は永久的なものではありません。顎堤がやせてゆるくなったりした時には再作成が必要になります。