歯科衛生指導及び実地指導説明書(様式8号)

●今回の主な症状・注意点・指導内容
比較的歯肉の状態は良好です。
歯肉の発赤があります。(赤くなっている)
歯肉から出血があります。

●今回確認する清掃方法

★歯周刷掃法
隣接面清掃法(歯の間の磨き方)
歯頸部清掃法(歯は歯ぐきの境)
★ローリング法
唇(頬)舌咬合面清掃法
★その他
バス法スクラブ法フォーンズ法

パネルにて説明
パソコンにて説明

○今までのあなたの磨き方。
いつ:朝食前朝食後昼食後夕食後就寝前
※夕食直後の清掃を徹底して下さい。
使用ブラシ:できるだけ2種類の形状のものをご用意下さい。

●刷掃法にはいろいろな方法がありますが
今回はバス法を練習します。

バス法は(歯頸清掃法)下記の点に注意
して行って下さい。
この方法は歯と歯ぐきのさかいに歯ブラシの毛先をあてて、
小きざみに動かすことによってプラックを落とす方法です。
よごれも落とせます。
歯ブラシは鉛筆を持つように指先で軽く持って下さい。(ペングリップ)
歯ブラシの毛先のあて方に注意して下さい。(歯面にたいして45度)
毛先を入れて小刻みに振動させて下さい。
歯と歯ぐきの間の溝に毛先を入れる方法で歯肉炎の人
にすすめられます。
咬合面(噛む面)はスクラブ法で清掃します。
・プラック(歯垢)を落とすためにはプラックの付着している
部分に歯ブラシを正しくあてることと、ある程度時間をかけ
て行うことが必要です。
※歯ブラシ以外に補助用具として
ﾌﾟﾛｷｻﾌﾞﾗｼﾃﾞﾝﾀﾙﾌﾛｽﾗﾊﾞｰﾁｯﾌﾟｴﾝﾄﾞﾀﾌﾄ
音波ﾌﾞﾗｼその他、を用いて必ず清掃して下さい。